真夏の暑さが和らぎ夜も涼しくなってきましたが、皆さんよく眠れていますか?
眠りが浅いとき、疲れているときなどは特に睡眠中にいびきや無呼吸が起こりやすく
なります。
いびきには「睡眠時無呼吸障害」という名前がついていて、
睡眠中にのどが狭くなり、酸素をうまく取り込めなくなってしまうという病気です。
いびきをかく人は、かかない人に比べて睡眠中の血液中の酸素量が低下している状態
になっています。
これは生活習慣病の原因にも繋がっているのです。
睡眠時無呼吸症候群のページ
https://www.auradental.jp/services/sas/#section09
でも紹介していますが、
いびきから、高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの病気を発生する恐れがありま
す。
難しい話になりますが、睡眠中の血液中の酸素濃度が低くなると、体内に酸素を補給するために心拍数が増加します。
心拍数の増加と二酸化炭素濃度の上昇によって血管が収縮し高血圧を招き、その結果
心臓病、脳卒中などを引き起こすのです。
また、糖尿病に関しては、血液中の二酸化炭素濃度が上昇することでインスリンの分
泌が抑えられてしまい、
ブドウ糖のコントロールが上手くできなくなることが原因であると考えられていま
す。
たかがいびき、と思われるかもしれませんが、
重症の場合、健康な方に比べて死亡率が4倍にも上昇させる、寿命に関わる病気で
す。
当院では、睡眠時無呼吸症候群と診断された方に、睡眠時用のマウスピースを作製し
ております。
気道を確保し、いびきや無呼吸の改善が期待できますので、お悩みの方は是非ご相談ください。