8月7日は鼻の日です。
歯科医院のブログで鼻の話?
と思われるかもしれませんが、
今回は鼻呼吸の大切さについてお伝えしたいと思います。
突然ですが、今、口を閉じていますか?
口をぽかんと開けているお子さん、口呼吸になっています!
また大人の方も、マスクの中で意図せず口呼吸になっていませんか?
なぜ口呼吸はいけないのでしょうか。
本来、人間は鼻で呼吸するようにできています。
鼻には鼻毛や鼻水があり、外気から守る空気清浄のような役割を
してくれているのです。
しかし口で呼吸することでウイルスや菌がダイレクトに口腔内に入ってしまい、
風邪などの感染症を引き起こしやすくなってしまいます。
歯科的見地からいえば、口の中が乾燥することで唾液の分泌が悪くなり、
殺菌効果が薄まることを危惧します。
細菌が繁殖しやすい環境になることで、
むし歯や歯周病、口臭のリスクは上がります。
また口を開いていることが習慣化された状態では、
咬み合わせにも影響が出ることがあります。
口を閉じた時に、舌はどの位置にありますか?
このお話は以前にもさせて頂きましたが、
上顎、上の前歯の後ろ側の「スポット」に
舌の先が当たっている状態が正しい舌の位置です。
この位置にない場合は歯並びにも影響を与えている可能性があります。
鼻の日をきっかけに、意識して鼻で呼吸をしてみましょう。
咬み合わせが気になる場合には、一度当院へご相談くださいね。