まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、もうじきやってくるバレンタインデーに因んで「チョコレートについて」お
話ししたいと思います。
当院でも、小さなお子様をお持ちの患者様から時々ご質問をいただきますが、
何歳からチョコレートを与えて良いのか…悩まれている保護者の方は多いのではな
いでしょうか?
これには明確な決まり・答えはありません。
ですが遅ければ遅いほど良いとされています。
と言いますのも、味覚は3歳までに育つ上、それまでに虫歯があるお子様は永久歯に
生え変わっても虫歯になりやすいという研究結果が出ているのです。
砂糖の摂取量が多ければ当然虫歯のリスクは上がりますし、甘い食べ物がクセになる
ことも…。
チョコレートは嗜好品で、健康上必要のないものです。
1~3歳のお子様のおやつには、お芋や果物など、栄養を補うものを選ぶことをおすす
めします!
もちろん4歳以降もあえて与える必要はありませんよ。
とは言え、兄弟がいたりお友達が食べていたりすれば「少しぐらい…」というお気持
ちも分かります。
おやつの時間をきちんと決めて、少量であれば与えても良いと思います。
甘いものを食べたときに限らずですが、ご家庭での仕上げ磨きをしっかりと行い、
歯科医院で「フッ素塗布」や「シーラント」などの予防ケアを受けることで、お子様
の歯を虫歯から守りましょう。